7/16~17 オープンキャンパス@名古屋学舎

中京大学名古屋キャンパスにてオープンキャンパスが開催されました. 研究紹介では,「表情ものまねロボット」や「3Dモデルの全周囲スキャナ」,「対象物の自動ピッキング」などの,見て・触れて・楽しむことのできるデモを展示し,センシング技術の楽しさに触れていただきました.

橋本先生による模擬講義では, 「人工知能」をキーワードに世界の最新動向やロボットが知能を持つとはどういうことかについてわかりやすく解説されました. 高校生・保護者の来場者数が過去最高の121人を記録し, 人工知能の奥深さや素晴らしさについて知っていただけたと思います. これを機会に,1人でも多くの方が人工知能やセンシング研究分野に興味を持っていただけたら嬉しいです.

(記:香西)

6/30~7/3 RoboCup2016 Amazon Picking Challenge

秋月がドイツ(ライプツィヒ)で開催されたRoboCup2016に参加してきました. 目的は,Amazon Picking Challenge(APC)への参加です. APCはAmazonが実際の倉庫で使っている棚の中に配置されたさまざまな商品を,ロボットによってピッキングし,その正確さを競うコンテストです. 今回は,2015年の第一回大会に続く第二回目です. Pickタスク(棚から商品を取り出す)に加えて,新競技としてStowタスク(棚に商品をしまう)が追加され,その両方に挑戦しました. 前回大会同様,参加チームはMIT,CMUなど世界中の有名な研究機関ばかりでした. 橋本研究室は,中部大学藤吉研究室,三菱電機(株)先端技術総合研究所との共同して,C^2Mというチーム名として参加しました. 今回は最新のディープラーニング技術を利用して,前回を超える性能の物体認識システムを作りました.

結果はPickタスク8位,Stowタスク11位でした. 悔しい結果となりましたが,課題も見えてきました. 来年もチャンスがあれば,再度挑戦してみたいです.

最終日は時間があったので,バッハが眠る聖トーマス教会に行ってきました. ライトアップが綺麗でした.ヨーロッパに行くと美しい建築物がたくさん見れるので楽しいです.

(記:秋月)

6/16 第19回知的センシングセミナー

6月16日(木)に第19回知的センシングセミナーが開催されました.今回は産業技術総合研究所の 金崎朝子氏をお招きいたしました.講演では3Dデータ処理に関する基礎から最新技術の紹介だけでなく, すぐに使用できるオープンソースの紹介や実際に3Dセンサを用いたデモまでおこなっていただきました.

本研究室では3Dデータを利用する学生も多いため,とても参考になる話ばかりでした. 我々としても3Dデータに関する研究に力をいれ,この分野の研究を盛り上げていきたいです.

(記:飯塚)

6/8~10 SSII2016

飯塚,篠原,田口,鳥居がSSII2016にて研究成果を発表しました. 本学会は,例年通りパシフィコ横浜で開催されました. 初日は,飯塚がアフォーダンスに着目した日用品認識について発表しました.2日目は,鳥居が局所特徴量の位相関係を利用した直方体認識について発表し, 3日目は,篠原が更新型テンプレートによる環境変化にロバストな画像照合, 田口が物体形状と感性指標を結ぶ3D特徴量についてそれぞれ発表しました.

また,来年度のSSII2017の実行委員長に,橋本先生が就任されることが決まりました. 我々としても,来年度はより多くのメンバーが参加し,すばらしい発表ができるように, これからも気を引き締めて研究に励みたいと思います.

(記:飯塚)

4/28 第18回知的センシングセミナー

4月28日(木)に第18回知的センシングセミナーが開催されました.今回は産業技術総合研究所の山野辺夏樹氏をお招きしました.産総研で研究されているロボットマニピュレーションの開発と,震災後に開発した福島原発の高所調査のためのロボットについてお話していただきました.

ロボットマニピュレーションの開発では物体の掴むべき位置をロボットに理解させる研究をされており,上記の研究内容は,我々の研究室で研究している内容にとても近いお話でした.講演会は今後の研究に役立つ話ばかりで研究への意欲が非常に高まりました.

(記:藤田)

3/7 DIA2016

2016年3月7-8日に奥川,間瀬,飯塚,川口,田口が,DIA2016にて研究成果を発表しました.今年度の会場は,岩手大学です.初日は,奥川がManifoldを用いた回転対応マッチング,飯塚がアフォーダンス特徴を使用した物体認識についてオーラル発表し,田口が物体形状と感性を結びつけた特徴量についてポスター発表しました.初日の夜に開催された懇親会では奥川,飯塚の研究成果が研究奨励賞に選ばれました.

2日目は,間瀬が特徴点の自動選択による3次元モデル検索,川口が人の注目度推定についてポスター発表しました.私にとって,今回が初めての学会発表でしたが,前日までに何回も発表練習をしていたこともあり当日は緊張せずに発表することができました.今後は,モデル検索の精度向上を目指して研究を進めていきたいと思います.

(記:間瀬)

2/26 VISAPP in Italy

2016年2月25-29日に秋月がイタリアに出張してきました.今回の目的は,VISAPPという国際会議での研究発表ですが,せっかくイタリアに行くので,Bologna大のF.Tombari氏を訪問することにしました.Tombari氏といえば,SHOT特徴量など多くの3D認識系の成果をトップ会議で発表されている方なので,以前から興味がありました.私のような無名の学生からのアポに快く応じてくださり,非常にありがたかったです.お互いの研究成果に関してディスカッションしましたが,完成度の高い研究ばかりで終始驚かされていました.彼らとまたディスカッションできるよう,いい成果を出すべく頑張りたいと思います.

VISAPPの方はオーラル発表でしたが,いつもより聴講者との距離が近く,若干緊張しながらプレゼンしました.内容が正しく伝わったようで,いくつかの質問をいただくことができました.

(記:秋月)

2/19 FCV2016 in 高山

秋月,渡邉,佐々木が The 22st Korea-Japan joint Workshop on Frontiers of Computer Vision にて研究成果を発表しました.開催地は岐阜県の高山市で,空気の澄んだ場所であり,日本の風情を感じる場所でした.

海外の方と研究について語り合うことができ,国内会議とは違った面白さがありました.研究室での発表練習の成果もあり,自由かつ柔軟な議論ができたと思います.今回の経験を,今後に繋げていきたいと思います.

(記:佐々木)

12/26 第17回知的センシングセミナー(中部大:藤吉弘亘)

12月26日(土)に第17回知的センシングセミナーが開催されました.今回は,中部大学の藤吉弘亘先生をお招きしました.中京大学 橋本研究室,中部大学 藤吉研究室,三菱電機(株)先端技術総合研究所と共同で参加し,世界6位という好成績を収めたAmazon Picking Challengeについて,アピアランスベースの観点からお話ししていただきました.

私たち橋本研究室は,ポイントクラウドデータを用いた3次元認識をおこなっており,違う観点からの物体検出技術は,とても勉強になりました.まだまだ勉強しなければならないことがたくさんあり,日進月歩頑張っていこうと強く感じました.

(記:田口)

11/24 IVCNZ2015 in NewZealand

武井がThe 30th International Conference on Image and Vision Computing New Zealand (IVCNZ2015)にて研究成果を発表しました.開催地はニュージーランドのオークランドで,ヨーロッパ風の街並みと港周辺がきれいな場所でした.

発表はポスター形式で,多くの海外の方から質問や貴重な意見をいただきました.研究室での日頃の発表練習を活かすことができたと思います.今回の海外出張,国際会議の経験を今後につなげていきたいです.

(記:武井)