橋本研Q&A どんな質問にもゼミ生が答えます!

質問に回答したゼミ生
B3:安藤涼,加藤,鶴田,村上
B4:安藤里,﨑山,平松,原田
M1:川島,清水,堀内
M2:石山,江場,小林
D1:鈴木

 ■ 気になるウワサ?
 ■ 3年生春ゼミってどんな感じ?
 ■ 卒業研究やゼミの内容は?

気になるウワサ?(研究室での生活,就職,進路など・・・)

Q: 人工知能について研究できると聞きましたが本当ですか?
本当です.しかも,かなり活発に取り組んでいます.
人工知能を研究するための超高速コンピュータが何台もありますし,最近でも私専用の130万円の機材を購入したり,最新型のロボットも追加購入が決まりました.さらには,人工知能を勉強するためのチーム活動や,機械学習のノウハウをまとめる勉強会も開催しています.企業の方とディスカッションすることも多く,ASMIで習得している技術が大変高度なレベルであることも実感しています.(回答者:小林)

Q: 具体的には,どのくらいの内定を獲得しているのでしょうか?
学部生と院生とで,傾向は異なります.
学部生はだいたい20~40社くらいの会社に応募し,平均2~5社くらいの内定をとっています.院生については,2~8社程度に応募し,平均2~3社の内定をとっています.ASMIでは,日常的にイベントが多く,コンテスト応募,学会発表,交流イベント,インターンシップや共同研究,いろんな表彰の受賞,それに加えて大学院生の場合は国際会議発表なども多いので,履歴書や自己PRシートに書ける内容がとても多くて,自分をアピールする材料にはまったく困りません.むしろ書きたいことがたくさんありすぎて,用紙が足らないくらいです.全員が大企業に就職しているわけではありませんが,大手企業や,準大手企業が多いのは事実です.少なくとも大学院の学生たちは全員が一流企業を狙っています.(回答者:江場)

Q: ASMIの配属に関して,競争率はどのくらいでしょうか?
正確な数値は公表されていません.
ただ,周囲の人からの情報から推測すると,だいたい毎年,平均値で1.8倍くらいのようです.(回答者:石山)

Q: ASMIには成績のよい人しか入れないというのは本当ですか?
いいえ,絶対にそんなことはありません.
ASMIには成績のよい学生が多いのは確かですが,そうでない人もいます.私も,GPAは学部の平均以下です.ただ,全員に共通しているのは,モティベーションが高いということです.それだけは確実に言えます.(回答者:匿名希望)

Q: ASMIはいいところに就職できると聞いたのですが,本当でしょうか?
いいところかどうかは別として,就職率が100%であることと,大手企業が多いことは本当です.先輩たちの主な就職先や内定先は,三菱電機,日産自動車,オムロン,富士通,三菱電機エンジニアリング,三菱電機コントロールソフトウェア,ALSOK研究部門,フジキカイ,デンソーテクノ,JR東海,アイシンコムクルーズなどです.(回答者:石山)

Q: ASMIでは大手企業や他の大学との共同研究が活発だと聞いたのですが,本当でしょうか?
そのとおりです.かなり活発です.
自動車メーカT社,自動車メーカN社,総合電機メーカM社,機械メーカM社,半導体関連メーカS社,電機会社C社のような,誰でも名前を知っている大手企業と共同研究をおこなっています.企業だけでなく,関西にある有名私学K大学とのコラボや,文部科学省のプロジェクトも推進中です.その他,学生の学会発表や,ASMIのホームページがきっかけとなって,近隣の企業が訪問に来てくださったり,共同研究のお誘いをいただいています.橋本研・秋月研の学生の中にはこれらの共同研究プロジェクトに参加している人も多く,それがインターンシップ派遣につながっている例もあります.(回答者:鈴木)

Q: ASMIでは企業インターンシップに行く人が多いと聞いたのですが?
はい,学部生,院生にかかわらず,夏休みなどを利用して企業にインターンシップに行く人がいます.ASMIの場合,学生から応募するだけでなく,大企業からインターンシップ学生派遣の「お誘い」をいただくこともあります.私もインターンシップに行きました.とても刺激があって楽しかったです.普通では得られない貴重な体験ができました.(回答者:小林)

Q: ASMIはアルバイトをすることができるのでしょうか?
ほとんどの学生は,アルバイトを普通にやってます.私もやっています.
ただ,毎週木曜日については,ゼミ日なので難しいかもしれません.木曜日以外の日にやりましょう.実際に,ASMIでは多くのゼミ生が学費や生活費のためにアルバイトをしています.(回答者:崎山)

Q: ASMIに入ったらサークル活動はやめなければなりませんか?
サークルが開かれる曜日によります.
木曜日については夕方までゼミがあるので,事実上はサークルやアルバイトはむずかしいと思います.ただし,部長やキャプテンを務めている人は,例外的に欠席が認められています.木曜日以外は基本的に自由なので,フットサルや吹奏楽部など,木曜日以外に部活・サークル活動をやっている人も少なくありません.(回答者:安藤里)

Q: ASMIの学生は土曜日や日曜日は何をしているのでしょうか?
自由です.アルバイトやデート,部活などいろいろなことをしている人がいます.ちなみに私はずっとアルバイトをしています.(回答者:鶴田)

Q: ASMIでは,先輩たちは何時間くらい研究室に滞在しているのでしょうか?
人それぞれです.短期集中タイプの人と毎日6時間くらい来るサラリーマンタイプの人もいます.また,ときどきかなりの夜型の先輩(午後2時に来て深夜に帰る)もいます.でも,多くの先輩たちは卒研や学会の直前は長時間集中して研究しているので,その姿がとてもかっこいいです.(回答者:原田)

Q: ASMIの学生の進路はどんな感じでしょうか?
年によって異なりますが,他の研究室よりも,大学院への進学者が多いのは事実です.
例年,3割~5割の学生が,大学院に進学します.それ以外は就職の道を選んでいます.高度エンジニアを目指す人が多いので,どうしても進学者が多くなるのですが,学部卒でも多くの人は技術系職種に就職しています.なかには,公務員や教職を目指す人もいます.大企業の研究職を目指す人もいます.どのような進路であっても,ASMIでは技術者・研究者にとっての基礎力が得られるので,問題ありません.(回答者:清水)

Q: ASMIには「画像センシング工学」や「知能ロボティクス」で高得点をとった人しか入れないというのは本当ですか?
いいえ,違います.
例えば,私自身も,履修していない科目がありましたが,採用されました.でも,ゼミに入った後には,これらの授業はきっちり受けましょう.(回答者:村上)

Q: ASMIでは3年生の時から学会発表するということを聞いたのですが,本当ですか?
本当です.
私も3年生の時に学会で研究成果を発表しました.ただ,ASMIの3年生全員が学会発表するわけではありません.学会で発表しようという意志があり,研究に取り組んだ結果,成果が出た学生だけです.ASMIでは,学会発表のために日頃から研究に取り組んでいる3年生が多いです.そのため,3年生の時から学会発表した学生も多く,みなさんも意志があれば可能性が十分にあります.(回答者:堀内)

Q: ASMIでは大学院進学は必須ですか?
必須ではありませんが,勧められます.
なぜなら,企業でエンジニアとして活躍するには,なんといっても技術力が大切ですが,大学院進学によって非常に高い技術や多くの能力,経験などを積むことができるからです.それはただ単に就職するときに有利であるというだけでなく,就職した後も,ずっとずっと自分を支えてくれる資産になるからです.僕も,3年生の早い段階で,進学を決めました.(回答者:川島)

Q: ASMIの宴会は体育会系ですか?
いいえ,むしろ,飲めないメンバーが結構多いです.
飲みたい人が飲んでいるという感じです.(回答者:石山)

3年生春ゼミってどんな感じ?

Q: ASMIでは全員が毎週プレゼンをしなくちゃならないというのは本当ですか?
いいえ,そんなことはありません.
実際には,毎週誰か1名がプレゼンをしていますので,一人あたりでいうと,3年生の春学期の間に1回プレゼンすることになります.なので「毎週全員がプレゼン」というのは間違いです.ただ,橋本研・秋月研はかなりプレゼンの機会が多いのは事実です.他大学との交流会や,企業の人が訪問に来たときのプレゼンなど,学外の人と話す機会もかなり多いです.でもそのおかげで,私自身は今ではコミュニケーション力に自信がついてきたし,文章を書くのが得意になりました.なので,就活している人は「エントリーシートを書いたり面接の時でも,他の大学の人に負ける気がしない!」と言っています.(回答者:平松)

Q: ASMIのゼミでは毎週,宿題が出るというのは本当ですか?
だいたい本当です.
ただし,それは「3年生の春学期だけ」です.毎週,先生から宿題が出され,必ず期限までに提出しなければなりません.正直,最初はキツイと思います.でも,これがあるからこそ,高い技術が身につくんだと思います.いろいろ丁寧に指導してもらえるし,技術も相当深いところまで理解できます.他の大学に負けている気がしません.最後までやりきったときには,本当に大きな自信がついています.(回答者:崎山)

Q: 数学には結構自信があるのですが,ASMIの研究に数学は必要ですか?
テーマによります.
研究テーマによっては必要ですし,生かせます.数学が苦手でも問題ありませんが,得意な人にとっては実力を発揮する場がたくさんあります.主にベクトル計算など線形代数が多いです.3年生では,ベイズ推定などの確率統計や,固有値問題などの行列演算など,あちこちで数学が登場します.先輩たちが書いている論文にも数式がたくさん出てくるので,かっこいいです.私はもともと,かなり数学が得意でしたが,それを120%生かせるゼミなのでよかったと思っています.ただし,研究テーマの中には数学が全く関係しないテーマもあるので,ASMIには数学が苦手な人も結構多いです.(回答者:清水)

Q: ASMIのゼミは毎週,夜おそくまでやっていると聞いたのですが,本当でしょうか?
いいえ,学年によって異なりますが,16時か,遅くても18時には終わります.
3年生ゼミは毎週木曜日の2限目から始まります.日によって異なりますが,だいたい午後3時ごろに終わります.ただし,毎週さまざまな課題が出されるので,多くの3年生はそれを解くために18時頃までは研究室に残ってがんばっています.なぜなら,友人と相談しながら解くほうが効率がよいからです.なお,3年生ゼミの後に4年生ゼミが開催されますので,4年生については,たまに19時ごろまでかかる日もあります.(回答者:平松)

Q: 輪講とはどのように進められるのですか?
各自が割り当てられた単元について,先生役となって解説し,それ以外の人が生徒役となって聴くという形式です.先生役は,全員が理解できるように説明しないといけないので,他の生徒より深く勉強することになります.そのため,着実に深い知識が身につくと同時に,他人に物事を正しく伝える能力も身につきます.もちろん,ときどき橋本先生,秋月先生が補足したり,解説したり,質問を受けてくれます.(回答者:安藤涼)

Q: ASMIに入ると,C言語講座・スキルアップ講座というイベントに参加できると聞いたのですが,どんなものですか?
あくまで昨年の例としてお答えします.
C言語講座・スキルアップ講座とは,ゼミ配属前に開催される,ASMIオリジナルの特別集中講習(プログラミング)のことです.昨年は配属決定直後に開催されました.自由参加なので,プログラミングに自信が無い人だけ参加すればよいのですが,実際にはほとんどの新配属学生が参加します.配列,ポインタや構造体など,少し自信がなかったところを復習しながら,プログラムを書いて勉強します.ASMIにはプログラミング力の高い先輩がたくさんいるので,優しく,わかるまでしっかり教えてもらえます.この講座を経験することにより,プログラムの一通りの復習が終わり,不安が完全に解消された状態で安心して3年生を迎えることができますのでオススメです.(回答者:加藤)

Q: 僕はプログラミングにはまったく自信がないのですが,ついていけるでしょうか?
まちがいなく大丈夫です.
私もプログラミングは,正直,結構苦手でしたが,3年春ゼミが終わる頃にはかなりの自信がついていました.ただし,もともとプログラムを書くのが「嫌い」な人や,得意になりたいと思っていない人は,少しキツイかもしれません.つまり,苦手でも問題なく,「得意になりたい」という気持ちと強い意志があれば大丈夫です.(回答者:安藤里)

Q: ASMIの卒業研究ではプログラミングがメインになるのでしょうか?
テーマによって異なります.
ASMIで扱っている技術分野は広いので,毎年,プログラミングに関係の薄い卒業研究もあります.ただし,ほとんどの卒業研究ではプログラミングが必要です.なぜなら,プログラミング能力は,将来どこに就職しても必要だからです.僕の考えとしては,プログラミングはどこに就職しても必ず必要な技術なので,せっかくASMIに入るのならば,高いレベルのプログラミング力を身につけないと損だと思います.(回答者:小林)

Q: ASMIではゼミを欠席することは絶対に許されないと聞いたのですが,本当でしょうか?
半分は本当です.
さすがに「絶対に許されない」ということはありませんが,かといって,気軽に欠席できるわけではありません.正確に言うと,事前に橋本先生・秋月先生の許可を受ければ欠席することは可能です.ただ,授業期間中のゼミには基本的に全員が出席することになっていますし,実際,3年生で欠席する人はほぼ皆無です.4年生の人で就活の面接などと重なってしまった人は欠席している人もいて,就活の時間は十分に確保できます.(回答者:堀内)

Q: サークルやクラブ活動と並行して活動できますか?
もちろん,可能です.
3年生春学期には毎週課題が出されるため,時間的には多少忙しくなる人がいるかもしれません.しかし,それさえしっかりこなしていれば,私のようにサークルやクラブ,アルバイトやボランティアなどの活動も自由にできます.ただ,毎週木曜日はゼミ日ですので,予定は1日空けておくというのが橋本研・秋月研の基本ルールです.それ以外の曜日は,まったく自由です.(回答者:崎山)

Q: 4年生になったら3年生のときよりも宿題が増えたりするのですか?
いいえ,むしろ減ります.
3年生の時は毎週の課題やデモコンなど,正直なところ結構大変なときもあります.しかし4年生では,勉強する内容が高度にはなりますが,毎週の宿題はないです.(回答者:川島)

Q: ASMIに入ったら,自分専用のノートパソコンは必要でしょうか?
はい.必須とまでは言いませんが,絶対にあったほうがよいです.
ゼミ室には共用のデスクトップPCが置いてあって自由に使えますが,やはり自分専用のがあるとものすごく便利です.普段のプログラミングやレポート作成も,自分のPCで書くと便利です.でも,たまに持っていない人もいます.(回答者:石山)

卒業研究やゼミの内容は?

Q: ASMIでは幅広い分野から卒業研究のテーマを選べると聞いたのですが,本当でしょうか?
はい,そのとおりです.それがASMIの大きな利点の一つです.
ASMIでは,基本的にはロボットの知能化に関する分野を中心に,そのキー技術である画像処理,センシング情報処理,ロボット制御などを幅広く扱っています.つまり,ソフト開発だけでなく,ハード開発にも関わることができます.ですので,もしも配属されたときに希望するテーマが決まっていなくても,その後のゼミ活動を通じて少しずつ自分の気持ちを固めていき,3年生後半になってから自分の好きな卒研テーマを選択することができます.私の場合も,やりたいことがたくさんありすぎて困っていたのでASMIを選び,最終的に今のテーマと出会いました.卒研テーマはとてもおもしろく,やりがいがあります.私の場合は学部時代に何回も学会発表に出かけたり,一流企業との共同研究も経験しました.いまは修士研究に発展させています.(回答者:鈴木)

Q: ASMIではロボットに関する技術は学べますか?
もちろんです.
主としてロボットに関するプログラミングや制御技術を身につけることができます.先輩たちの中にも,産業用のロボットアームや二足歩行ロボットを使ったデモシステムを作ったり,卒業研究でシステム開発に取り組んでいる人がたくさんいます.卒業研究やデモコンテストのページを見れば,いくつかの例を確認することができますよ.(回答者:鈴木)

Q: ASMIでは画像処理に関する技術は学べますか?
もちろんです.
しかもかなり高度な技術が習得できます.合格率が低いと言われている画像処理検定のエキスパート級への合格は当然のこと,世界的な研究の最前線で通用する技術を自分のものにできます.(回答者:小林)

Q: ASMIでは Visual Studio を使わないと聞いたのですが,本当でしょうか?
テーマによります.
全く使わないことはありませんが,頻繁に使うわけでもありません.ASMIでは,日頃はUnix系のプログラム開発環境(UbuntuやCygwinのgcc)を使うことが多いです.ただし,毎週のゼミ課題には,Windows系 の Visual Studio を使う人が多いです.(回答者:原田)

Q: ASMIでは,AIやプログラミング以外にも電子回路の設計や製作に関する技術は学べますか?
もちろん学べます!
AIやプログラミング技術が中心ですが,知能ロボットを制御するためには,インタフェースや制御回路を作る必要があります.ASMIでは,たとえば電子部品の使い方や回路の設計方法,ロボットの制御についても,プレゼミや卒業研究を通して学ぶことができます.僕も自作の回路を作りました.電子回路はセンサ信号の取得にも必須なので,ぜひASMIで勉強してください.(回答者:川島)

Q: ASMIではメールの書き方とかも勉強すると聞いたのですが,本当ですか?
本当です.
メールの書き方だけではなく,敬語の使い方,レポートの書き方,英語メールの読み書きなど,卒業研究に直接関係ないこともたくさん勉強します.橋本先生は企業出身なので,就活のときの面接に役立つ情報やアピールの仕方,就職してから会社で役に立ちそうなさまざまなことを,日頃からかなり細かく指導してもらえます.その結果,学会発表や就活の面接などの時にも,自信を持って他の人と話すことができるようになります.(回答者:原田)

Q: ASMIではどのようにして成績が決まるのでしょうか?
それについては,橋本先生,秋月先生に尋ねてもらうのが確実ですが,先生はゼミへの出席状況や課題の品質などで評価しているとおっしゃっています.(回答者:村上)

Q: 最後に・・・橋本先生,秋月先生ってどんな人ですか?
そ,それは・・・(^_^).ぜひ説明会などで実際に会ってみてください(^_^).授業の時と同じ雰囲気です.私たちと同じくらい(あるいは,それ以上に)熱い先生です.先輩たちに聞いても,「橋本先生,秋月先生は研究に対しては決して妥協しない」らしいです.学会に提出する論文とかも,何回もびっしり赤ペン添削してくれるそうです.でも,そのような丁寧な指導が,他の大学に負けないくらいに,私たちを成長させてくれています.(回答者:鈴木)


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